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小清水原生花園のノゴマ・ノビタキ・ホオジロ、ちょっと惑星 [野鳥]

北海道は8月上旬から中旬はほぼ曇りから雨になった。ペルセウス座流星群は、旭川周辺だけでなく全道的な天候不良のため移動観察は断念した。接近中の火星も明るくなってきたジャコビニ・ジンナー彗星も撮影困難な状態が続いている。8月19日(日)雨の旭川をでて、オホーツク海に面する小清水原生花園に行ってノゴマ、ノビタキ、ホオジロ、幼鳥たちを撮って、やっと一息ついた。

【8月12日(日)】
旭川市郊外の探鳥コースを回ってきた。忠別ダム近くの小川でカワガラス幼鳥、旭川空港近くの草むらでオオジシギを見たのみだった。

●カワガラス幼鳥(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
1E0A9359-7d1_PM2.jpg
●オオジシギ(同)
1E0A9401-7d1.jpg

【8月19日(日)】
朝から雨が降っていた。tenki.jpでは網走方面は晴れているようだった。朝、旭川を出発、網走に近づくにつれて晴れてきた。網走市内で昼食のラーメンを摂った後、小清水原生花園〜濤沸湖に向かった。現地に着いたのは午後2時になっていた。

●小清水原生花園(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM)
0K6A1986-10.jpg
↑奥さん

小清水原生花園内に入るとすぐに野鳥のさえずりが聞こえた。はじめにノゴマに出遭った。ノビタキの幼鳥がたくさんいた。ホオジロのメスまたは幼鳥と思われる野鳥も目についた(違うかも知れない)。

●ノゴマ(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
1E0A9519-7d1.jpg

1E0A9454-7d1.jpg
●ノゴマ(FinePix S1;奥さん撮影)
DSCF1486-s4.jpg

●ノビタキ♂(FinePix S1;奥さん撮影)
DSCF1532-s4.jpg
●ノビタキ幼鳥♂(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
1E0A9574-7d1.jpg

●ノビタキ♀とハマナス(FinePix S1;奥さん撮影)
DSCF1494-s4.jpg
●ノビタキ幼鳥♀(同)
DSCF1529-s4.jpg
●ノビタキ幼鳥♀(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
1E0A9659-7d1.jpg

●ホオジロ♀ *脚注(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
1E0A9683-7d1.jpg

1E0A9704-7d1.jpg

【8月17日(金)】
8月上旬〜中旬はほぼ曇り〜雨だったが、8月17日は雲の途切れたところで土星を1セットと火星は2セットをどうにか撮影できた。ただ気流が安定せず、シーイングは1.5/5くらいの感じだったから、惑星の細部の写りはあまり良くない。木星は太陽に近づいて高度が低くなり、激しいゆらぎのため撮影は断念した。

●定番の撮影風景:8月17日
IMG_7156-iP7.jpg

●土星 2018.8.17 21:09:19 (13分47秒)
Sat_210919_D330_180708SI2.jpg
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Saturn, Diameter=17.59", ROI=640x480
Frames captured=3000, Shutter=267.1ms, Gain=140 (23%)
AS!2.6.8 30%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元

●火星 2018.8.17 21:31:09 (109秒)
Mars_213109_ap7_D330_20180708.jpg
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Mars, Diameter=23.10"
Frames captured=10000 Frames, Shutter=4.262ms, Gain=270 (45%)
AS!2.6.8 30%stack, Registax6 wavelet, PhotoShop CS5カラーバランス調整

*脚注 ホオジロ♀:図鑑を見てホオジロ♀としましたが違うかも知れません。


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ノビタキ・オシドリ・モズ・ひまわり、そして火星 [野鳥]

例年と異なり今年は道東の天気が悪い。8月4日(土)〜8月5日(日)は帯広の実家に行ってきたが、旭川は晴れ、帯広は曇りだった。

【8月4日(土)】
旭川の家を出発し、旭川空港から美瑛まで青空のノビタキゾーンを走った。所々、道路沿いにいたノビタキを車内から撮影した。ノビタキは大分少なくなった。

●牧草ロール:旭川市郊外(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM)
0K6A1966-10.jpg
●青と緑:旭川市郊外(同)
0K6A1969-10.jpg

●ノビタキ♂(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
1E0A9236-7d1.jpg
●ノビタキ♀(同)
1E0A9212-7d1.jpg

1E0A9251-7d1.jpg

上富良野町のまん作で昼食をとった。最近混んでいて入店を諦めることが増えてきたが、早い時間帯だったので駐車場の最後のスペースに駐めることができた。野菜天せいろはいつもながら美味かった。

●まん作 野菜天せいろ
IMG_6988-iP7.jpg

富良野の鳥沼公園を散策。この時期野鳥はほとんどいない。公園の池に数羽のオシドリをみたのみだった。

●オシドリ(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
1E0A9261-7d1.jpg

1E0A9279-7d1.jpg

南富良野町を過ぎると曇ってきた。帯広も曇っていた。実家で兄と母親に、娘からLINE経由でもらった多量の孫の動画を披露してきた。

【8月5日(日)】
朝、十勝川河川敷の相生中島を散策、モズを撮影できただけだった。

●モズ(EOS 7D Mark II + EF400mm F5.6L USM)
1E0A9296-7d1.jpg

1E0A9302-7d1.jpg

帯広からの帰りも狩勝峠を過ぎてから晴れてきた。富良野を経由して滝川方向に向かい、北竜町の「ひまわりの里」に寄ってきた。ひまわりたちは太陽と反対方向を向いていたため、逆光の写真ばかりになったので、Photomatixで処理して提示する。

●北竜町ひまわりの里(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM、Photomatix)
0K6A1978_10PM.jpg

【8月5日(日)夜〜8月7日(火)夜】
旭川は8月5日(日)夜〜8月6日(月)夜は雲は多いものの、雲間で大接近中の火星がギラギラ輝いていた。8月7日(火)は夕刻から快晴になり、西空から東空に向かって金星、木星、土星、火星が並んでいるのが見えた。

三夜とも、自宅バルコニーでおもに火星を撮影してみたが、激しい大気のゆらぎのため綺麗には撮影出来なかった。もともと北海道は偏西風の直下にあるため気流が安定せず、惑星撮影には不利であるが、この3日間のシーイングは1.5/5くらいの感じでとくに悪かった。

●惑星撮影機材:8月5日
IMG_7051-iP7.jpg

シーイング不良であるが、三夜とも火星面には南極冠、シレーンの海〜キムメリア人の海と思われる模様がみられた。撮影条件と画像処理は三夜とも以下のごとくである。
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Mars, Shutter=4.262ms, Gain=270 (45%)
AS!2.6.8 30%〜40% stack, Registax6 wavelet, PhotoShop CS5カラーバランス調整

●火星 2018.8.5 23:48:32 (96秒)
Mars_234832_D330_20180708-2.jpg
Diameter=24.19”, Frames captured=10000, AS!2.6.8 30%stack

●火星 2018.8.6 23:35:59 (110秒)
Mars_233559_D330_20180708-2.jpg
Diameter=24.14”, Frames captured=10000, AS!2.6.8 30% stack

●火星 2018.8.7 21:48:12 (122秒)
Mars_214812_D340_20180708-2.jpg
Diameter=24.08”, Frames captured=10000, AS!2.6.8 40% stack



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火星の大接近の夜に;木星大赤斑・土星エンケ空隙・火星大シルチス [惑星・月]

今夜7月31日(火)は火星の大接近である。天気予報では曇りの旭川だが、やや靄がかかっているものの晴れている。自宅バルコニーに観測機材を設置して、とりあえず木星を見てみると、激しい大気に揺らぎでフォーカスを合わせることも困難だった。少し待つことにする。

この待機時間に、先週撮り溜めた写真をもとにブログ更新することにする。先週7月24日(火)は月面撮影したが、シーイング不良のため惑星撮影は断念した。7月26日(木)は当地としては3/5くらいの良好なシーイング。木星、土星、火星とサクサク撮影していった。いつもより随分撮影終了するのがちょっと気になった。深夜0時過ぎ、7月27日(金)になって、CMOSカメラが月面用のASI174MCのままになっていることに気づき、あわててASI290MCに変えて火星を撮影した。結局この日は火星の写真だけが唯一の成果となった。7月27日(金)夜も雲はあるものの晴れていたので木星、土星、火星を撮影できた。7月28日(土)〜7月30日(月)も晴れた。7月28日(土)はシーイング2.5/5くらいで撮影可能だったが、7月29日(日)〜7月30日(月)はシーイング1.5/5くらいで惑星撮影は断念した。そして7月31日(火)、結局シーイングは改善せず、通過する雲にも遮られた。火星の証拠写真だけで終了した。

【惑星撮影;7月27日(金)〜7月28日(土)】
7月27日(金)は東京で開催される研究会に出席するため午後から年休をとっていた。ところが台風12号の接近により研究会が急遽中止となった。紅雪亭でモリテンの昼食後、田んぼアートを見に鷹栖町へ行ってみた。夜、シーイング2.5〜3/5で木星、土星、火星を撮影した。木星面はちょうど大赤斑がこちらを向いていた。土星はカッシニ空隙の他エンケ空隙の一部が写った。火星撮影は0時を過ぎていた。7月28日(土)は休み。映画「万引き家族」を見てきた。夜、シーイング2.5/5。月、木星を撮影した。

●紅雪亭のモリテン(大盛り)
IMG_6910-iP7.jpg
●田んぼアート;鷹栖町にて
IMG_6912-iP7.jpg

●惑星撮影機材:セレストロンEdgeHD800 (D203mm f2032mm) + Vixen SXD2赤道儀 + HP ProBook + Camera=ZWO ASI290MC + Powermate 2.5x + IR cut filter + ZWO ADC
IMG_6915-iP7.jpg

●木星:中央上に大赤斑 2018.7.27 20:48:05 (301秒)
Jup_204805_D350_20180708SI2.jpg
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Jupiter, Diameter=39.36”, ROI=1024x768
Frames captured=10000, Shutter=7.057ms, Gain=370 (61%)
AS!2.6.8 50%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元

●木星 2018.7.28 20:14:28 (122秒)
Jup_201428_D360_20180708SI2.jpg
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Jupiter, Diameter=38.25”, ROI=1024x768
Frames captured=5000, Shutter=7.057ms, Gain=340 (56%)
AS!2.6.8 60%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元

●土星:エンケ空隙の一部が見える 2018.7.27 23:15:33 (1360秒) 
Sat_231533_D350_20180728SI2.jpg
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Saturn, Diameter=18.03”, ROI=640x480
Frames captured=5000, Shutter=272.1ms, Gain=146 (24%)
AS!2.6.8 50%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元

●火星:南極冠、ヘラス盆地、大シルチス、サバ人の湾 2018.7.27 00:38:35 (108秒)
Mars_003835_d350_20180708-2.jpg
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Mars, Diameter=24.21”
Limit=10000 Frames, Shutter=4.891ms, Gain=260 (43%)
AS!2.6.8 50%stack, Registax6 wavelet, PhotoShop CS5カラーバランス調整

●火星:南極冠、ヘラス盆地、大シルチス、サバ人の湾 2018.7.28 00:25:32 (108秒)
Mars_002532_D350_20180708-2.jpg
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Mars, Diameter=24.25"
Limit=10000 Frames, Shutter=4.891ms, Gain=250 (41%)
AS!2.6.8 50%stack, Registax6 wavelet, PhotoShop CS5カラーバランス調整

【月面撮影;7月24日(火)〜7月28日(土)】

●月面撮影機材:BORG107FL + 1.4 xテレコン + 1.08x フラットナー+ビクセンSXD2赤道儀+HP ProBook + Camera=ZWO ASI174MC
IMG_6897-iP7.jpg

●月齢11.4 2018.7.24 21:50:57(180秒)
moon20180724.jpg
FireCapture v2.5, Filter=UV、Profile=Moon、Frames captured=2000、Shutter=3.054ms、Gain=38 (9%)
AS!2.6.8 30%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元、PhotoShopCS5調整

●月齢13.5 2018.7.26 23:22:42(148秒)
moon20180726.jpg
Filter=UV、Profile=Moon、Frames captured=2000、Shutter=2.450ms、Gain=40 (10%)
AS!2.6.8 20%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元、PhotoShopCS5調整

●月齢14.5 2018.7.28 01:12:35(137秒)
moon20180728.jpg
Filter=UV、Profile=Moon、Frames captured=2000、Shutter=2.150ms、Gain=40 (10%)
AS!2.6.8 20%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元、PhotoShopCS5調整

【7月29日(日)】
大雪山旭岳中腹の遊歩道で探鳥するも、野鳥には出遭えなかった。

●旭岳と鏡池(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM)
0K6A1962-10.jpg


【JM電動モトフォーカスについて】
マゼラン国際光器よりセレストロン用の電動フォーカサーを購入した。フォーカスを合わせる際にブレが軽減される。設置方法の説明書が分かりずらかったので、以下に設置の手順を記録しておく。

●JM電動モトフォーカスの部品
IMG_6885-iP7.jpg
左上のフォーカスノブはEdgeHD800に付属のもの、中央1.5mm 六角レンチは別途購入

●JM電動モトフォーカスの設置手順
①フォーカスノブ(ゴムキャップ)をはずす:きついのでマイナスドライバーで少しずつ抜いていく
motofocuser1.jpg

②プラスチックネジを取り付け、1.5mmの六角レンチで固定する (左)。台座を固定する。3本のネジのうち2本のネジで台座を固定する (右)。
motofocuser2.jpg

③電動フォーカサーの取り付け (左)(押とやや抵抗感を感じる) (右) フォーカスノブ(ゴムキャップ)を着けて手動によるフォーカス合わせも可能
motofocuser3.jpg



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連休のアカハラと晴れ間の木星と土星など [惑星・月]

北海道が晴れない。7月14日午前が仕事だったから、7月14日(土)〜7月16日(月)は2.5連休だった。探鳥と暗い星空を期待して宿泊した様似町のアポイ山荘と新得町の十勝サホロリゾートだったが、ずっと雨だった。7月16日(月)の帰り道、やっと晴れ間が見えてきた。サホロリゾートを出発してすぐ、キャンプ場があったので歩いてみた。アカハラに出遭った。今回唯一の鳥果になった。

旭川に帰宅した夜、やっと晴れた。月齢3.3の月と金星が接近していたので、Prominarで撮影後、木星を撮影した。整備してきた惑星撮影システム、今回テーブルを大きくして、電動フォーカサーを導入した。

【7月16日(月)】
●アカハラ(EOS 5D Mark III + EF400mm F5.6L USM)
0K6A1858-10.jpg

●帰り道で雲が切れてきた;西神楽町(EOS 5D Mark III + Sigma14mm F1.8 DG HSM)
0K6A1881-10.jpg

●三日月と金星 2018.7.16 20:13(EOS 5D Mark III + Prominar 350mm, F4.0, ISO1000, 1/250秒)
0K6A1887-10.jpg
↑金星  

●月齢3.3 2018.7.16 20:21(EOS 5D Mark III + Prominar 850mm, F9.6, ISO1000, 1/100秒)
0K6A1921-10.jpg

●撮影システム:テーブルの大型化と電動フォーカサー
IMG_6778-iP7.jpg
テーブルが大きいといろいろと便利。

●電動フォーカサー
IMG_6782-iP7.jpg
フォーカスを合わせるときのブレが軽減される。

CMOSカメラで撮影した時刻の表示について、今回から撮影の中間時刻(撮影秒数)で表示することにした。この日はシーイングがあまり良くなくて、5段階で評価すると2.5くらいの感じだった(2.5/5)。木星撮影途中で曇ってしまい撮影終了した。

●木星 2018.7.16 ;21:32:05 (109秒) ;21:36:22 (279秒) ;21:47:06 (319秒)
jupitar20180716.jpg
Camera=ZWO ASI290MC + Powermate 2.5x + IR cut filter + ZWO ADC
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Jupiter, Diameter=39.61”
Frames captured=10000, AS!2.6.8 25%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元

シーンイングが良好だった7月11日(シーイング 3.5/5くらい)に撮影した木星と比べると、細部の写りはかなり悪かった。

●シーイング良好時の木星 2018.7.11 ;20:56:43 (351秒) ;21:04:37 (397秒) ;21:16:51 (376秒)
jupitar20180711_2.jpg
Camera=QHY290C + Powermate 2.5x + IR cut filter + ZWO ADC
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Jupiter, Diameter=40.19"
Frames captured=5000, AS!2.6.8 50%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元

今週はずっと曇っていたが、雲の切れ間に土星や火星が見えたときに撮影していた。ただ、このような空の状態の時は一般にシーイング不良だったから細部の写りは良くなかった。

【7月18日(水)】
ときどき木星も見えていたが、木星のいる西側の空はゆらめきが強く(シーイング 1/5)、撮影は断念した。南中している土星はシーイング 2.5/5くらいだったので撮影した。

●土星 2018.7.18 22:14:49 (385秒)
saturn20180718N-2.jpg
Camera=ZWO ASI290MC + Powermate 2.5x + IR cut filter + ZWO ADC
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Saturn, Diameter=18.16”
Frames captured=5000, AS!2.6.8 25%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元

【7月21日(土)】
7月20日(金)は薄曇り。深夜になって火星が見えた。薄雲越しでシーイング 1/5だったが、大接近の近い火星がほとんど撮影出来ていないのでので撮影強行した。7月12日撮影時(シーイング 3/5くらい)と比べて、視直径は22.70"から23.81"へやや大きくなった。激しくゆらめいていて細部は写らなかった。

●火星 ;2018.7.12 00:57:32 (57秒) ;2018.7.21 01:16:15 (57秒)
mars20180721-0712-3.jpg
Camera=ZWO ASI290MC + Powermate 2.5x + IR cut filter + ZWO ADC
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Mars
Frames captured=5000, 左;2018.7.12 AS!2.6.8 50%stack, 右;2018.7.18 AS!2.6.8 25%stack
Registax6 wavelet, PhotoShop CS5カラーバランス調整


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CMOSカメラによる木星・土星・火星の撮影 −第2報− [惑星・月]

【7月11日(水)】
まったく晴れない日が続いていたし、一時的に晴れても最悪のシンチレーションでまともな写真が撮れない状態だった。そんな中、7月11日ついに深夜0時ごろまで晴れる予報が出た。知らなかったが、この日の前日は金星がレグルスにもっとも接近する日だった。奥さんがネットニュース情報「金星とレギンスが近づく」と教えてくれた。少し違っているが意味は分かった。ただ曇っていて見られなかった。

午後8時ごろから自宅バルコニーで惑星撮影の準備を始めた。確かに金星がレグルスに近づいている。

●惑星撮影機材:セレストロンEdgeHD800 (D203mm f2032mm) + Vixen SXD2赤道儀 + HP ProBook
IMG_6715-iP7.jpg

天文ガイド2018年8月号に、月惑星研究会の熊森さんによる「惑星画像処理にチャレンジ 第3回 RegiStax6を使ったウェーブレット処理」という記事が掲載された。私の自己流のやり方と異なり、レイヤー1とレイヤー2の強調処理をプレビューのスライダーを100にして、DenoiseとSharpenで処理するものだった。レイヤー3と4も加えてやってみた。こちらの方が表面模様の表現を調整しやすいようだ。

●RegiStax6によるウェーブレット処理の例
registax2.jpg

この日のシーイングは最良ではなかったものの比較的良かった。土星の輪のカッシーニ空隙がPCのキャプチャー画面ではっきり確認できるくらいのゆらぎの程度だった。木星は冷却CMOSカメラ QHY290C とCMOSカメラ ZWO ASI290MCで、土星と火星はASI290MCで撮影した。

木星像はQHY290Cのほうが少し綺麗でZWO ASI290MCはやや粒子が荒いように見える。ただ大きな違いは無いようだ。QHY290CはFireCapture 2.5と相性が悪くて、画面サイズがうまく設定できなかった。

●QHY290Cによる木星 2018-07-11 20:51:36~20:53:33
Jup_205234_180711bl.jpg
●QHY290Cによる木星2 2018-07-11 21:52:50~21:57:54
Jup_215522_D3_20180708SI-bl.jpg
Camera=QHY290C + Powermate 2.5x + IR cut filter + ZWO ADC
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Jupiter, Diameter=40.19"
Frames captured=5000, AS!2.6.8 50%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元

●ZWO ASI290MCによる木星 2018-07-11 22:19:28~22:25:19
Jup_222224_D3_20180708SI-bl.jpg
Camera=ZWO ASI290MC + Powermate 2.5x + IR cut filter + ZWO ADC
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Jupiter, Diameter=40.19"
Frames captured=5000, AS!2.6.8 50%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元

●FireCaptureの画面:土星
IMG_6741-iP7.jpg

●土星 2018-07-11 23:30:34~23:48:30
Saturn20180711.jpg
Camera=ZWO ASI290MC + Powermate 2.5x + IR cut filter + ZWO ADC
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Saturn, Diameter=18.23"
Frames captured=4000, AS!2.6.8 50%stack, Registax6 wavelet, StellaImage8 画像復元

火星は2018年5月末にダストストーム(大黄雲;砂嵐)が発生、徐々に火星全体に広がっているため、表面模様が見えにくい状態になっている。

●火星 2018-07-12 00:57:03~00:58:00
Mars20180711.jpg
Camera=ZWO ASI290MC + Powermate 2.5x + IR cut filter + ZWO ADC
FireCapture v2.5, Filter=RGB, Profile=Mars, Diameter=22.70"
Frames captured=5000, AS!2.6.8 50%stack, Registax6 wavelet, PhotoShop CS5カラーバランス調整


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