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アメリカ皆既日食2017:第3報 観光・探鳥 [日食]

今回参加した西鉄旅行の「大野裕明先生と行くアメリカ皆既日食ツアー」で行われた観光について簡単にまとめた。唯一の自由時間であった2日目にオプショナルツアーに参加したため、探鳥だけの時間は取れなかった。僅かながら、予定された観光地で出遭った野鳥等についても記載する。

【8月20日(日)】
皆既日食前日オプショナルツアー「マウント・フッドとフッド・リバー1日観光」に参加した。朝8:00に出発、マウント・フッド山(Mount Hood)北側の麓に9:30頃到着した。ポートランド市側からみると富士山のように見えて日系人の間ではオレゴン富士と呼ばれるとのことだが、北側から山頂部を見ると夏期で雪が少ないこともあり、あまり富士山には見えなかった。ここにシマリス(アカシマリス)がいた。

●マウントフッド山
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●シマリス
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マウント・フッド麓にあるフッド・リバー市(Hood River)で1時間弱の自由時間があった。コロンビア川近くまで市内を歩いた。市内にいたスズメは頬が白く眉斑があり、日本のスズメとはちょっと違っていた。

●フッド・リバー駅
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●市内のスズメ
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コロンビア川に面するリバーサイドレストランで昼食後、ウホーターフロントの小径を歩いた。川沿いにある低木の中にアメリカカケスがいた。ぜんぜん逃げないので近くで撮影できた。コロンビア川の上でミサゴが行き来していた。

●コロンビア川とフッド・リバー橋
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●アメリカカケス(奥さん撮影)
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●ミサゴ
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【8月21日(月)】
皆既日食終了後、参加者全員(200人越え、西鉄旅行+セブンカルチャーネットワーク)による昼食会があった。昼食後ただちにバス移動となるため、第4接触の11時41分を撮影後、大急ぎで荷物をまとめた。撮影機材すべてをスーツケースとリュックに入れるのにかなり時間がかかった。昼食会会場にはちょっと遅れて着いた。たぶん、一番最後のほうだったと思う。食事会場で動画チェックして、はじめて動画が撮れていないことに気づいた。皆既日食観察成功の熱気の中で、一人青ざめる。

昼食後バスでポートランドへ移動。道路は日食後のため大渋滞していた。途中、Multnomah Fallsという滝に寄った後、遠回りとなるが混雑していない迂回路を通ってポートランドに向かった。予想より早くポートランド ホリディ・インに到着した。夜遅くの到着予定だったのでレストランが予約できず、幕の内弁当が用意されていた。

【8月22日(火)】
ポートランド空港からソルトレイクシティ経由でアリゾナ州フェニックスに着いた。空港からバスでフラッグスタッフ市(Flagstaff)に向かった。ここからロサンゼルス在住の地元ガイドの小山さんが加わった。長年当地でガイドをしていて、地元事情に詳しいだけでなく、落語家あるいは話しの上手いタレントのような軽妙なトークに驚く。フラッグスタッフ市には17:40着、BLACK BARTSというバンド演奏つきのステーキハウスで夕食会となった。

ここに阪急交通社の皆既日食ツアーの一行も来ていた。阪急交通社のツアーのうち、国立天文台副台長の渡部潤一さんと娘さんが同行するコースの方々だった。大野裕明さんと渡部潤一さんのツーショットとなった。打ち合わせがあった訳でなく、偶然、夕食会場が同じになったらしい。

●夕食会会場で:大野裕明さんと渡部潤一さん
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夕食後ホテル(Best Western Pony Soldier Inn & Suites)にチェックインした。

【8月23日(水)】
朝、バスでホルブルック(Holbrook アリゾナ州東北部)の化石の森国立公園(Petrified Forest National Park)に行った。コロラド川東岸の岩石の表面が多彩に彩られている一帯はペインテッド砂漠(Painted Desert)と呼ばれている。

●化石の森国立公園のペインテッド砂漠(Painted Desert)
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↑ 大野さん

●Blue Mesa
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化石の森国立公園には、化石化した丸太;硅化木がゴロゴロ転がっていた。空と雲の感じが「君の名は。」のワンシーンみたいだった。

●化石の森国立公園の硅化木
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●君の名は。
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●奥さんですけど。
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●硅化木
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昼食後、ウィンスロー(Winslow)にあるメテオクレーター(アリゾナ大隕石孔)へ。直径1.2km、深さ168mのクレーター。5万年前、20〜30mの隕石(隕鉄)の衝突により形成された。

●メテオクレーター(アリゾナ大隕石孔)
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フラッグスタッフ市に戻り、ローウェル天文台(Lowell Observatory)見学。実業家から天文学者に転身したパーシヴァル・ローウェル(Percival Lowell)により1896年に建設された。ローウェルの観測した火星の運河は現在は否定されている。晩年、惑星Xの存在を予測し、その予測計算にしたがってクライド・トンボーが1930年に冥王星を発見した。ステーキハウスでご一緒した渡部潤一先生は、2006年国際天文学連合の「惑星の定義委員会」委員となり、冥王星の惑星からの除外を決定した最終メンバーの1人である。

●ローウェル天文台
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●61cm屈折望遠鏡
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【8月24日(木)】
グランドキャニオンとセドナ観光があった。いずれも雄大な景色に圧倒されたが、ツアーの性格上駆け足になったので、一度はじっくり回ってみたいと思った。グランドキャニオン(Ground Canyon)ではマーサポイント(Mather Point)およびシャトルバスで移動しサウスリム(South Rim)からの絶景を体感した。

●グランドキャニオン;マーサポイント

●グランドキャニオン;サウスリム
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グランドキャニオン近郊で昼食。アメリカでよく見かけた(駐車場などによくいる)カラスより小さい黒っぽい鳥がいた。テリムクドリモドキ♀と思われる。

●テリムクドリモドキ♀(奥さん撮影)
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ネイティブアメリカンの聖地、パワースポットとされているセドナに向かった。途中の駐車場でハチドリ用の密のでる餌台にハチドリが行ったり来たりしていた。

●ハチドリ(奥さん撮影)
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セドナのエアポートメサで景色を撮影し、セドナで短時間ショッピング時間があった。雄大な景色はおもにバスからの撮影となった。

●エアポートメサより
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●レッドロック
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フェニックスまでバスで移動、Holiday Inn Express & Suites Phoenix Downtown-Ballparkに宿泊、8月25日(金)午前3:45バスでフェニックス空港へ。6:00発、ロサンゼルス経由で帰国した。


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アメリカ皆既日食2017:第2報 コロナの画像処理 [日食]

2017年8月21日アメリカオレゴン州ワームスプリングスのカニータリゾートで観察した皆既日食時に撮影した写真について、ローテーショナル・グラディエント法およびR-USM法によりコロナの流線を目的とした画像処理を行った。

【ローテーショナル・グラディエント法】
StellaImage 8(AstroArts)を用いて同じ露出の写真4枚づつをコンポジット後に、回転角0.65, 強度2.9でローテーショナル・グラディエント処理した。元画像はEOS 5D Mark 3 + BORG107FL, 600mm, F5.6, ISO200, 露出1/1000", 1/250", 1/60", 1/15", 1/4", 1"の6段階で撮影した4組の写真(RAW)である。このうち露出1/250秒、1/60秒、1/15秒の3枚を示す。

●皆既日食時のコロナ:ローテーショナル・グラディエント法 
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左:露出1/250秒 x 4枚 2017.8.21 10:19:49〜10:21:03
右:露出1/60秒 x 4枚 2017.8.21 10:19:50〜10:21:05

O5321_065_29bl.jpg
露出1/15秒 x 4枚 2017.8.21 10:19:52〜10:21:07(左下の星はしし座α星レグルス)

●5段階露出による合成:ローテーショナル・グラディエント法
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露出1/1000", 1/250", 1/60", 1/15", 1/4"の5段階で撮影したRAW写真をローテーショナル・グラディエント処理(回転角0.65, 強度2.9)後、加算コンポジットした。単純加算では全体的に流線構造が見えるが、個々の写真よりやや不明瞭になった。

【R-USM法】
塩田和生さんにより開発されたR-USM法(回転アンシャープマスク法)により画像処理を行った。元画像はEOS 5D Mark 3 + BORG107FL, 600mm, F5.6, ISO200, 露出1/1000", 1/250", 1/60", 1/15", 1/4", 1"の6段階で撮影した4組の写真のうち、プロミネンスがやや目立った4番目に撮影した写真(Jpeg)を用いた。

大越治・塩田和生著「日食のすべて」(誠文堂新光社2012年3月30日発行)pp131〜134 コロナの画像処理にしたがって処理を行った。PhotoShop CCによりRAW画像での処理を試みたが、回転ぼかしの中心点が求められなかったため、PhotoShop CS5によりJpeg画像で処理をおこなった(θ=10°、γ=90%)。

●皆既日食時のコロナ:R-USM法
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撮影:2017.8.21 10:21:02〜10:21:08(左下の星はしし座α星レグルス)

●皆既日食時のコロナ2:R-USM法 2017.9.21追記
eclさんのアドバイスにより回転ぼかしを3通りで行い、それぞれ加算してみた(θ=4° γ=95%、θ=8° γ=95%、θ=12° γ=95%)
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【皆既日食のハイライト】
R-USM法によるコロナの写真を中心に、第2接触と第3接触のダイヤモンドリングおよび皆既直前直後の部分食を並べて皆既日食のハイライト写真を作成した。元画像はEOS 5D Mark 3 + BORG107FL, 600mm, F5.6, ISO200で撮影した。

●アメリカ皆既日食のハイライト
Hilight20170821.jpg
部分食
 2017.8.21 10:15:49 1/800" アストロソーラーフィルター
 2017.8.21 10:17:50 1/800" アストロソーラーフィルター
ダイヤモンドリング
 2017.8.21 10:19:33 1/500"
コロナ
 2017.8.21 10:21:02〜10:21:08 1/1000", 1/250", 1/60", 1/15", 1/4"
ダイヤモンドリング
 2017.8.21 10:21:35 1/500"
部分食
 2017.8.21 10:24:03 1/800" アストロソーラーフィルター
 2017.8.21 10:26:03 1/800" アストロソーラーフィルター

【皆既日食後の満月】
2017.9.6 皆既日食を起こした月が地球を半周して満月となった。自宅バルコニーで撮影。

●月齢15.8 2017.9.6 21:38(EOS 6D + BORG107FL 600mm, F5.6, ISO250, 1/1600秒)
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アメリカ皆既日食2017:第1報 皆既日食 [日食]

2017年8月21日(日本時間8月22日;以下現地時間で表示する)アメリカを横断する皆既日食が見られた。福島星の村天文台の大野裕明先生を講師とする西鉄旅行のツアーに参加した。アメリカオレゴン州ワームスプリングスのカニータリゾート内のホテルを貸し切っての観察であった。参加者は西鉄旅行のツアーが149名、セブンカルチャーネットワークのツアーが約60名、総計200名を超えた。

【8月19日(土)】
8月19日16:55 成田発デルタ航空でポートランド空港に着いた。ここで入国手続きをして、バスでワームスプリングのカニータリゾートに向かった。現地時間8月19日(土)16:30ごろリゾート内のホテルに着いた。快晴だった。

●砂漠の中のカニータリゾート
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※撮影は8月20日で少し雲があった。

夜、ホテル前の庭で星空を撮影した。

●カニータリゾートホテルと夜空 2017.8.19 22:24(EOS 5DIII + Sigma 15mm EXDG Fisheye, ISO3200, F2.8, 20秒)
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【8月20日(日)】
明け方、冬の星座と金星が綺麗に見えていた。ホテルのバルコニーで撮影した。

●冬の星座と金星 2017.8.20 4:04(EOS 6D + Sigma 15mm EXDG Fisheye, ISO3200, F2.8, 25秒)
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日中は雲が多くて不安だったが、夜は快晴になった。今夜もホテルのバルコニーで撮影した。撮影中、明るい流星が流れた。

●天の川と流星 2017.8.20 22:41(EOS 6D + Sigma 20mm EXDG, ISO3200, F2.8, 20秒)
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【8月21日(月)】
夜が明けてきた。バルコニーに出て金星を撮影。雲一つない晴天だった。今日皆既日食だ。

●日の出前の薄明と金星 2017.8.21 5:26(EOS 6D + Sigma 20mm EXDG, ISO640, F2.8, 0.5秒)
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朝、参加者はホテル前の庭やホテルのバルコニーで日食観察の準備をした。ホテル敷地内は貸し切りだったから、庭で観察する方は前日または前々日夜に赤道儀を設定しておくことができたようだ。当方はバルコニーで観察した。バルコニーから北極星は見えないので、予定通りポーラーメーターで極軸合わせを行なった。

●カニータリゾートでの日食観察準備風景
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●カニータリゾートホテルの庭で準備する参加者
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●バルコニーに設置した撮影機材
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日食開始となる第1接触の9時6分以後しばらく快晴状態だったが、皆既に近づくにつれてベール状の薄い雲が広がってきた。第2接触の10時19分〜第3接触の10時21分の皆既日食時には薄い雲がかかってしまった。ただ非常に薄い雲だったから、観察にはほとんど影響はなかった。撮影はエクリップスナビゲーター3に任せてあったので、皆既日食のほぼ全課程を肉眼と双眼鏡で眺めていた。これまで見た皆既日食ではもっとも美しい日食だった。

●日食の全課程:連続食分撮影 2017.8.21 9:10:40〜11:40:40 (5分ごと) EOS 6D + Sigma 20mm EXDG, F4.0, ISO200, 露出 1/320秒〜1/800秒, 皆既1/3秒
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●日食の全課程:トリミング
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BORG107FL, 600mm, F5.6による日食の経過を示す。ISOは200とし、撮影時刻と露出時間はエクリップスナビゲーター3上で設定した。部分食時はアストロソーラーフィルターを装着した。

●第1接触後の部分食
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左:9:07:46 1/2500秒 右:9:27:47 1/2500秒
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左:9:47 1/2500秒 右:10:07:47 1/2500秒
●第2接触のダイヤモンドリングと皆既日食 
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左:10:19:28 1/500秒 右:10:19:33 1/500秒
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左:10:19:35 1/500秒 右:10:19:47 1/1000秒
●コロナ
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2017.8.21 10:21:05 1/60秒
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2017.8.21 10:21:07 1/15秒
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2017.8.21 10:21:08 1/4秒
●第3接触のダイヤモンドリングと皆既日食 
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左:10:21:01 1/1000秒 右:10:21:31 1/500秒
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左:10:21:34 1/500秒 右:10:21:37 1/500秒
●第3接触後の部分食
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左:10:33:39 1/2500秒 右:10:53:00 1/2500秒
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左:11:13:59 1/2500秒 右:11:36:00 1/2500秒
●日食時の木漏れ日 ※ 2017.8.21 10:36:57(FinePix S1;奥さん撮影)
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※大野先生が白い布を用意してくれていた

Prominar 850mm F9.6 + EOS 7D Mark IIでクローズアップ動画、FinePix S1とiPhone 7 plusで標準レンズ動画の予定であったが、FinePix以外は原因不明で未撮影となっていた。FinePix S1による標準レンズ動画を示す。


第二報へつづく

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アメリカ皆既日食へ出発 [日食]

本日、アメリカ皆既日食観測のため米国オレゴン州カニータリゾートへ出発する。今回準備したものをまとめてみた。

【クリップ式日食めがね】
以前作成したクリップ式日食グラスをなくしてしまうという大失態を演じ、新たに作り直した。作製方法は前回と同じである。クリップ式サングラス(藤田光学CLIP UP)の骨格に、「星ナビ」2012年6月号に付属していた「日食観察プレート」を写真のように切断してネジで接続した。これで「日食観察プレート」はすべて消費した。

●クリップ式サングラスと日食用フィルター
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●クリップ式日食めがね
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【BORG107FL用フィルター】
BORG107FLの対物レンズ筒を外して、工作用紙を巻き、両面テープにアストロソーラーフィルターを張り、最後に銀色工作用紙を巻いて完成した。

●BORG107FL用アストロソーラーフィルターの作成
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※右下はBORG107FL用とProminar用のフィルター

●BORG107FLへのフィルター装着
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●太陽 2017.7.9 16:33 EOS 7D Mark II + BORG170FL, 600mm, F5.6, ISO200, 1/3200秒;アストロソーラーフィルター
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【赤道儀の設置】
カニータリゾートでVixen AP赤道儀の設置を練習してみた。

①水平だし:赤道儀を乗せる前に水平にする。
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②真北の確認:iPhone 7 Plusを置き、コンパスで北に向ける。現地の磁気偏角は14.76°西なので、その分西へ向ける。
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③赤道儀を乗せる ポーラーメーターで高度44°51'34"、磁気偏角W14.76°に合わせる(実際にはそこまでの精度は設定不能)
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④赤道儀の固定 初めに固定してしまうと左右に動かないため、調整後に固定する。
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※高度は前日夜に北極星で設定しておき、当日水平だし後に赤道儀を乗せるだけにする

【撮影予定】

1. クローズアップ撮影と動画撮影
BORG107, 600mmはEOS 5DIII+エクリップスナビゲーター3で部分食、ダイヤモンドリング、コロナ、ダイヤモンドリング、部分食の一連の流れを自動撮影する。このためにLenova ideapad 110Sを購入した。Prominar 850mmはEOS 7D Mark IIで動画撮影する。

●BORG107FL600mmとProminar 850mm BORG107, 600mm+エクリップスナビゲーター3およびProminar 850mmはEOS 7D Mark IIを用いる
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●エクリップスナビゲーター3
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●撮影設定画面
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2. 連続食分撮影
固定撮影。Sigma 20mm EXDG + EOS 6Dで連続食分撮影を行う。もう一方はFinePix S1で動画撮影(奥さん用)の予定

●連続食分撮影
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3. 撮影風景

iPhone 7 Plusで皆既部分を中心に広角で全体の撮影風景を動画撮影する。

●iPhone 7 + 広角レンズ
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多数の撮影ではあるが、ほとんど自動撮影なので、皆既日食自体は双眼鏡でじっくり眼視観測するつもりだ。


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ビクセンAP赤道儀のツイン化とBORG107FL [日食]

2017年8月21日のアメリカ皆既日食が迫ってきた。今回はプロミネンスとコロナを別々の望遠レンズで撮影するよう2台持って行く準備をしている。また、先週〜今週は曇り〜雨の日が多く、星野写真も野鳥もあまり撮影出来なかった。

【5月27日(土)】
前日の金曜日とこの日の午前中は、JHQCという病院の審査を受けていた。やっと解放されて、紅雪庭でモリテン、それも大盛りを摂った (^^) 入院していた赤ちゃんは、順調に成長してこの週の初めに退院していた。しばらく我が家で過ごし、8月に函館に戻る予定である。この日の午後、娘夫婦と両家の両親6名が我が家に集まって命名式を行なった。

●紅雪庭のモリテン
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【5月28日(日)】
朝、自宅横の東部中央公園〜忠別川堤防を歩いた。天候はほぼ曇り。忠別川河川敷でホオジロ、東部中央公園でアカゲラを撮影できたのみ。

●東部中央公園(iPhone 7 Plus)
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●ホオジロ♂(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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●アカゲラ♂(同)
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昼、自家用車で帰る娘の夫とご両親を見送ってから、梅光軒で昼食後、前回キビタキとオオアカゲラに遇えた嵐山公園に向かった。梅光軒では野菜ラーメン・味噌を摂った(最近はまっている)。

●梅光軒の野菜ラーメン・味噌
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嵐山公園に着く手前から雨になった。駐車場でしばらく待った。ぜんぜん止む気配がない。何も撮影出来ないまま引き上げてきた。注文していたBORG107FL天体鏡筒セットが予定よりかなり早く届いた。夜、組み立ててみる。予想外に大きかったが、予想以上に軽い。カメラ接続に必要なカメラマウントホルダー【7000】が足りないのに気づき、追加注文した。

【5月30日(火)】
夜、久しぶりに晴れて月が見えた。BORG107FLで月を眼視観測、よく見える!カメラマウントホルダーがまだ届かないため、撮影はいつものProminarで行なった。

●月齢4.7 2017.5.30 20:45(EOS 5DIII + Prominar 850mm, F9.6, ISO1600, 1/100秒)
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【5月31日(水)】
BORG107FL用のカメラマウントホルダーが届いた。1.4倍テレコンバーターGR【7215】とマルチフラットナー1.08XDG【7108】を着けるとかなり長くなる。やや苦労してセット終了。バルコニーに持って行くと、月は雲の向こうに消えてしまった。

●BORG107FL天体鏡筒セット+テレコン+マルチフラットナー
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ビクセンAP赤道儀のバランスウェイト側にもう一つの望遠レンズを着けるように工作した。テレスコ工作工房のユニバーサルウェイト軸ユニット、ETSUMI止めネジE-6603、アイベルのCD-1微動マウント、ビクセン望遠鏡用アタッチメントプレートホルダーSX3810-05を用いた。

●バランスウェイト軸への接続部品
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●ビクセンAP赤道儀のツイン化完成*
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* BORG107FLはテレコンバーターとマルチフラットナーを外し、フードを縮めた状態。Prominarは500mmにした。

【6月2日(金)】
夜、雲は多く風が強かったが晴れ間に月が見えた。さっそくBORG107FLで撮ってみた。
●月齢7.7 2017.6.2 20:44(EOS 5DIII + BORG107FL, F5.6, 600mm, ISO400, 1/640秒, トリミング)
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金環日食と皆既日食の思い出 [日食]

旭川はほとんど晴れず、大雪となっている。12月19日(月)久しぶりに晴れたので美瑛のマイルドセブンの丘で夜空を撮ってきた。

●マイルドセブンの丘と夜空 2016/12/19 21:39(EOS 5DIII + Sigma15mm f2.8 EXDG fisheye, ISO2500, 20秒 LEE SOFT 3 FILTER)
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オリオン座〜くじら座〜アンドロメダ座〜ペガスス座

●マイルドセブンの丘と冬の星座 2016/12/19EOS 5DIII + Sigma15mm f2.8 EXDG fisheye, ISO1600, 30秒 LEE SOFT 3 FILTER)
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オリオン座〜ふたご座〜ぎょしゃ座〜おうし座

旭医だより2016年12月号に原稿依頼があり、「 皆既日食を見に行く」という記事を書いた。それをベースに金環日食のことも加えて我が日食遍歴をまとめておくことにした。

私は中学1年から天体観察を趣味にする「宙ボーイ」だった。出身地の帯広は快晴の日が多かったこともあり、天文イベントがあるとだいたい見ることができた。中学2年の時には、アルバイトして天体望遠鏡(ミザール85mm反射経緯台)を買った。中学3年から高校1年の時には、15cmの反射望遠鏡(反射鏡は足立光学)を作ったりもした。職についてからは、自宅を建てた時に屋上に個人用の天文台をつけて高橋製作所の16cm反射赤道儀(MT-160 + EM200)を入れた(現在は自宅周囲の光害と機材の老朽化のため撤去した)。

流星群や大彗星や月食などのイベントがあるごとに見に行ったり、星雲・星団や惑星・月を観望したりしていたのだが、こと皆既日食に限っては見たことがなかった。一度は見てみたいという希望を持ち続けていた。

【2009年7月22日 皆既日食】
2006年現在の病院に異動してから、希望時期に年に一週間の夏休みを取れるようになった。2009年7月22日、最初のチャンスがやってきた。渡嘉敷島皆既日食である(中国〜奄美〜南太平洋でみられた)。日本国内だったから、希望者が殺到して、日食ツアーは予約開始直後に受付終了となった。幸い、西鉄旅行(福岡支店)の上海郊外へのツアーが夫婦分でとれた。初めての日食ツアー参加で、150名の大ツアーだった。前日まで晴れていたのがウソのように、日食当日は雨になった。日食は見られなかったが、皆既日食の時は真っ暗になる経験をした。皆既終了直後に少し雲間から細い太陽が見えた。

●上海皆既日食:上海郊外嘉興(かしん) 2009/7/22 10:44(EOS Kiss X3 + EF-S 235mm, F5.6, 1/320秒)
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【2010年1月15日 金環日食】
2010年1月15日中国の青島で夕日の金環日食があった。天文ガイドを見ていて、名鉄観光の一泊二日の弾丸ツアーが目に止まった。ツアー直前だったが十分空きがあった。参加者10名、夫婦で参加した。冷たい風が吹いていてとても寒かった。晴れていたものの、地平線の近くに雲があって金環食になる頃には雲に隠れてしまった。少しして、雲間から金環食の赤く輝くリングが顔を出した。他のツアーの方も含め「青島の奇跡」と言い合っていた。

●夕日の青島金環食:青島 2010/1/15 17:59・17:57(EOS Kiss X3 + EF-S 250mm, F5.6, 1/60秒・1/80秒)
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【2012年5月21日 金環日食】
2012年5月21日(月)日本列島を横断する金環日食がみられた。親子3人で横浜みなとみらいのインターコンチネンタルホテルを取っていた。前日横浜は曇り。当日の予報も曇りのち雨になっていた。奥さんと娘を残して、私一人で宇都宮に移動した。5月12日当日宇都宮はほぼ快晴だった。八幡山公園で金環食の全課程を見ることができた。横浜みなとみらいに残った奥さんと娘に電話すると、雲の切れ目から奇跡的に金環食がみえたとのことだった。

●日本列島横断金環日食:宇都宮 2012/5/21 6:51〜8:31(EOS Kiss X3 + EF-S 48mm, F5.6, ISO200, 1/500秒〜1/100秒 アストロソーラーフィルター)
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【2012年11月14日 皆既日食】
2012年11月13日オーストラリア・ケアンズ皆既日食。時差が1時間しかなく日本から行きやすいこともあり、ツアーは混んでいた。晴天率の良いと思われたマリーバへ行くPTSの皆既日食ツアーはすぐにキャンセル待ちになってしまった。最終的に定員の多い星ナビ協賛クラブツーリズムのツアーに夫婦で参加することにした。観測地はキュランダ高原のアマルー。深夜、バスでアマルーに移動した。皆既日食の開始直後は曇っていた。皆既途中から、雲が切れてコロナやプロミネンスが見えはじめた。暗くなった空には星が輝く。これが初めて見た皆既日食となった。

皆既前後の撮影にND10000フィルターを着けていた。皆既のときに外すと、フィルターが厚いためフォーカスが狂うことを知らなかった。このため初めての皆既日食写真はピンぼけになった。これ以後はフォーカスの狂わないアストロソーラーフィルターのみを使うことにした。

●ケアンズ皆既日食:アマルー 2012/11/14 5:39(EOS 7D + EF 400mm, F8.0, ISO100, 1/15秒, 1/8秒, 1/5秒
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【2015年3月20日 皆既日食】
2015年3月20日北大西洋皆既日食。ほとんど北極で晴天確率も悪かったから、日食ツアーは十分空きがあった。天文ガイド協賛日通旅行のツアーに夫婦で参加した。参加者は22名だった。ノルウェー領スピッツベルゲン島に着いた時は、厚い雲が覆っていた。日食前日夜から晴れてオーロラがみられた。日食当日は薄雲がかかっていたものの、皆既日食のほぼ全課程を見ることが出来た。天候不良が不安だったが、予想外にオーロラも皆既日食も見られてラッキーだった。この時撮影した日食写真は、天文ガイド2015年5月号に掲載された。

●スピッツベルゲン島皆既日食:バレンツブルグ 2015/3/20 11:00・11:12(EOS 7D + Prominar 500mm, F5.6, ISO100, 1/5秒・1/5秒)
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【2016年3月9日 皆既日食】
2016年3月9日インドネシア皆既日食。晴天確率は良くなかったが、時差があまりなく日本から行きやすいことから、当初日食ツアーは混んでいた。ところが、1月にジャカルタでテロが発生、ツアーキャンセル者が続出した。私が参加した星ナビ協賛セブンカルチャーネットワークのツアーからも、何回か参加確認の問い合わせがきた。奥さん躊躇していたが、私はツアー会社や外務省の情報から危険性は少ないと判断して、最終的に夫婦で参加を決めた。結局、参加者は100名の大所帯だった。参加してみると、テルナテ島の地元は皆既日食で盛り上がっており、皆既日食後には、遠い日本からの来客者に対して、記念撮影を希望する者が相次いでやってきた。皆既日食自体は、薄雲ごしに見られたから良かったものの、今回も快晴でなかったのがちょっと残念だった。

●インドネシア皆既日食:テルナテ島 2016/3/9 9:53・9:54(EOD 5DIII + Prominar 850mm, F9.6, ISO100, 1秒・1/2秒)
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【2017年8月21日 皆既日食】
次回2017年8月21日、アメリカ合衆国横断皆既日食がある。ツアー参加希望者が殺到しているため、各社ともツアー予約開始直後に受付終了またはキャンセル待ちとなっている(脚注)。私たちは、天文ガイド協賛西鉄旅行のオレゴン州マドラス近郊カニータ・リゾートを予約できた。今度こそ、快晴の皆既日食を見てきたいと思っている。


インドネシア皆既日食報告 [日食]

2016年3月9日インドネシア皆既日食ツアーに参加した。星ナビ協賛、セブンカルチャーネットワークが募集したテルナテ島コースである。昨年7月、募集定員が80名と多かったため参加しやすかったのだ。結果からいうと、日食のほぼ全経過が見られたから成功だった。ただ皆既日食時薄雲越しだったのはちょっと残念だった。

3月6日(日)13:05 JAL554で旭川発、羽田空港内のロイヤル・パーク・ホテル ザ 羽田で前泊し、3月7日(月)11:45 ガルーダインドネシアGA-875で出発した。夕方ジャカルタ着、市内のホテルでアストロアーツ上山氏による日食事前講座が開かれた。ここ数日、観測地テルナテは午前中晴れているとのこと。3月8日(火)深夜1:40 GA-648でテルナテ島へ向かった。3月8日(火)朝、テルナテ島着。そのまま専用バスで観測地のサッカー場を下見した。蒸し暑く気温32℃、雲量多く不安だった。ホテルはサッカー場の横にあるコーナーパレスホテルとテルナテ市内のブルーバードホテルの2ヶ所、私たち夫妻は前者だった。テルナテ市は日本と時差はなかった。3月9日(水)朝5:00ごろ目覚めた。日の出前で暗かった。ホテル前に出てみると星が見えていた。ひょっとしたらこのまま晴れるのか、嬉しくなった。6:30撮影機材をadidasの大きなバックに入れてサッカー場まで持って行った。各人用に椅子が用意されていた。

●撮影機材
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当日も雲が多かったが、第1接触の8:36前には太陽のある部位は広く晴れてきた。今回こそ晴れた状態での皆既日食が見られるのではないかと期待された。ところが、皆既日食の第2接触(9:51:38)前に雲が広がってきた。第2接触〜第3接触(9:54:23)は薄雲ごしの観察となってしまった。皆既終了後から第4接触までは、また雲がはずれて広く晴れてきた。

●連続食分撮影 2016/3/9 8:37:55〜10:27:55 5分ごと(皆既9:54:10)EOS 7D + EF-S 15-85mm (29mm), F4.5, ISO200, 露出1/640"〜1/10", 皆既1", PhotoShop CS5にて比較(明)合成
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練習をいかせず、カメラの角度を誤り、後半が視野外になった。撮影開始時に太陽を画面下端にしておけば全体が入る計算だった。さらに、皆既中フィルターの取り忘れに気づき、皆既の撮影時刻がずれた写真になった。

コロナを目的とした赤道儀による撮影のほうは雲による露出調整が難しく、単純に撮影することに変更した。雲は第2接触時に厚く、第3接触にかけて薄くなっていったようだ。このため露出は2秒→1秒→0.5秒に減らした。

●日食の全経過 2016/3/9 8:36:28〜11:19:28(EOS 5DIII + Prominar 850mm, F9.6)
[第1接触〜第2接触前] ISO400, 露出1/800〜1/10秒, アストロソーラーフィルター装着
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左上から8:36:28, 8:46:58, 9:01:58, 9:16:58, 9:31:58, 946:58

[第2接触〜第3接触] 第2接触は雲のため撮影できなかった。アストロソーラーフィルターなし
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ISO100, 露出2秒 左:9:52:38 右:9:53:03

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ISO100, 露出1秒 左:9:52:38 右:9:53:03

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ISO100, 露出0.5秒 左:9:54:23 右:9:54:23

[第3接触後〜第4接触] ISO400, 露出1/200〜1/800秒, アストロソーラーフィルター装着
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左上から9:59:28, 10:14:28, 10:29:28, 10:49:28, 11:04:28, 11:19:28

●FinePix S1による動画撮影(第2接触前〜第3接触まで)2016/3/9 9:51:33〜9:54:33


●iPhone 6 plusによる動画撮影(第2接触前〜第3接触後まで:奥さん撮影)

今回のインドネシア皆既日食はスラウェシ島へのツアーが全経過快晴になったようである。今回参加したツアーはホテルの状態が日本のホテルに比べるとサービス、水回り、清掃などの問題があったが、全体としては費用も安く抑えられ、参加しやすく工夫されていた。ただ、せっかくの海外旅行だから、費用は増えてもオプショナルツアーの充実したツアーを選択すべきだったかも知れない。宗教上の理由でテルナテ島内では飲酒が制限されていたため、ツアー会社でインドネシアのBINTANGビールを持ち込んでくれていた(2016/3/19記事修正)。


皆既日食へ出発前日のオジロワシとシマエナガ [日食]

インドネシアのテルナテ島へ出発日は3月7日朝。羽田空港内のホテルで前泊するため、旭川発は3月6日である。旭川出発の前日、朝早く目が覚めた。快晴だった。4日後に日食をおこす月が綺麗に見えていた。

●夜明け前(月齢25.3)2016/3/5 5:43 EOS 7D, EF-S 15-85mm (28mm), F5.6, ISO800, 1/60"
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朝のリクとボンの散歩中、東部中央公園で鳴いていたシジュウカラとヒヨドリを撮影。

●シジュウカラ(FinePix S1)
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●ヒヨドリ(FinePix S1)
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先週行なった日食の連続食分撮影の練習では、EF-S 15mmでは太陽が小さすぎるように思った。そこで、50mmでやってみた。自動撮影なので、今回もキトウシに向かった。旭川を出てすぐ、道路脇の木の上にオジロワシが留まっているのを奥さんが気づいた。

●連続食分撮影の練習
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●オジロワシ(FinePix S1)
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いつものようにキトウシ森林公園で待っているとシマエナガがやってきた。今回はかなり近くで撮影できた。最後にコゲラを撮影後、日食観察時に使う旅行用のテーブルを買いに行った。

●シマエナガ(EOS 5DIII + EF400mm F2.8L USM + EF 1.4x III;560mm F4.0)
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●コゲラ(EOS 5DIII + EF400mm F2.8L USM + EF 1.4x III;560mm F4.0)
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連続食分撮影のシムレーション結果である。EOS 7Dで5分ごとに撮影した場合、EF-S 15mmと50mmの違いは以下の如くであった。左はEF-S 15mmで、縦画面で太陽は63個、右はEF-S 50mmでは太陽は20個ほど写る。第1接触から第4接触までの日食の全経過は2時間45分なので、5分おきで33個の太陽が撮影できれば良い。

この結果から、太陽が5分ごと33個で縦画面いっぱいになる焦点距離は28〜29mmと推定された。そこで、今回は30mmで撮影することにした。ただし快晴でなiい場合は連続食分撮影は中止するつもりだ。

●連続食分撮影のシムレーション 左:EF-S 15mm 右:EF-S 50mm
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連続食分撮影練習とキクイタダキ・シマエナガ他 [日食]

インドネシア皆既日食への出発まで一週間を切った。「蚊に効くおそとでノーマット」と「どこでもベープNo.1未来セット」がやっと届いた(二人分)。これでインドネシア皆既日食の準備は、持っていく機材については終了した。後はスーツケースへの収納と日食撮影のシナリオ作製だ。野外蚊取り装置は、皆既日食遠征やジカ熱流行地に行く方が買っているためかたいへん品薄になっている。

●野外蚊取り装置と虫よけスプレー
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2月28日(日)旭川は久々に青空になった。自宅バルコニーの雪かきをして、連続食分撮影の試し撮りをした。リモートコントローラーで5分間隔で撮影した。日食のはじまりから終わりまで2時間44分なので、3時間くらい撮影してみた。自動撮影なので、その間、キトウシ森林公園に野鳥撮影に行った。

●連続食分撮影練習とキトウシで野鳥撮影
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EOS 7D + EFS 15-85mmの15mmを用いアストロソーラーフィルターを着けて撮影した。3時間で十分収まる画角だった。インドネシアでは太陽がほぼ垂直に登るから、実際の撮影では縦位置にする必要がある。また、日食の進行とともに露出調整も必要になるはずだ。

●連続食分撮影練習 2016/2/28 9:31〜12:41 5分間隔(EOS 7D + EFS 15mm, F3.5, ISO200, 1/2000")
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PhotoShop CS5による比較(明)合成。後半、雲により途切れている。

晴れているので、キトウシ森林公園に久しぶりに428を持って行った。最近毎回出遭うキクイタダキの他、ミヤマカケス、ハシブトガラ、コゲラを撮影できた。

●キクイタダキ(EOS 5DIII + EF400mm F2.8L USM + EF 1.4x III;560mm F4.0, ISO400)
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●ミヤマカケス
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●ハシブトガラ
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●コゲラ
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林の中にシマエナガが数羽飛んでいった。そろ〜っと移動した。かなり近くで撮影できた。同じ木にヒガラもやって来た。

●シマエナガ(EOS 5DIII + EF400mm F2.8L USM + EF 1.4x III;560mm F4.0, ISO400)
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●ヒガラ
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3月1日(火)深夜、寝ようとしたら月が見えた。撮影直前に雲に隠れたのでしばらく待って撮影。この月が新月になると日食を起こす。

●月齢21.1日 2016/3/1 2:30(EOS 7D + Prominar 850mm, F9.6, ISO 640, 1/125")
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インドネシア皆既日食撮影機材とキクイタダキ [日食]

インドネシア皆既日食の出発まであと一週間となった。詳細は前回記載したが、撮影機材を最終的にセットアップしてみた。
①Vixen AP-WM赤道儀:バランスウェイトは1.9kgでギリギリバランスがとれた。
②Prominar 850mm (TX17-C) + EOS 5DIII:プロミネンスやコロナ撮影用
③FinePix S1:皆既日食動画撮影用。K-ASTECの556用バンド前(TB-P556F)にSLIK自由雲台SBH-280を介してFinePix S1を取り付けた。
④EOS 7D:連続食分撮影用

●日食撮影機材①②③
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観測地テルナテ島テルナテ市は北緯0°47’10"のため極軸はほぼ水平となる。いずれもアストロソーラーフィルターを着けておき、皆既日食時に取り外す。FinePix S1は自動電源オフ機能を外しておく。

●日食撮影機材④
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これもアストロソーラーフィルターは皆既日食時に取り外す。当日雲量が多ければ、皆既中の状況の動画撮影に切り替える予定。

2月27日(土)外来の仕事を終了後、CRVのエンジンをかけたところ異常な音が発生していた。昼食後ホンダで診てもらった。しばらく時間がかかった。原因不明。もっと時間がかかるとのことで、代車を用意してくれた。代車のFITを飛ばしてキトウシ森林公園に向かった。現地には午後4時過ぎに着いた。

キクイタダキの声が聞こえた。松の枝の中を動き回っているのが見える。かなり暗かったのと、軽い望遠レンズEF400mm F5.6L USMを持って行ったので、ISO640〜800で撮影した。近くにいたアカゲラを撮影後帰宅した。

●キクイタダキ(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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●アカゲラ(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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自宅に着いて車を降りると、自宅前の公園の木から鈴の音のようなさえずりが聞こえた。キレンジャクだった。しばらく旭川から姿を消していた。今季2回目の来旭である。いらっしゃいませ [わーい(嬉しい顔)]

●自宅前のキレンジャク(EOS 5DIII + EF400mm F5.6L USM)
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深夜、寝ようかなと思ったら雲の切れ目から月が見えた。バルコニーは雪で出られなかったので、玄関前にVixen AP-WM赤道儀 + Prominar 850mmを持ち出して撮影。

●月齢19.1日 2016/2/28 3:03(EOS 7D + Prominar 850mm, F9.6, ISO640, 1/200")
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